動物は、天変地異や人の死に関して、
人間よりも敏感とはいうものの、
予知まで出来る、とは限らない。
米ロードアイランド州プロビデンスの老人ホームに、
オスカー君(10歳)というネコがいて、この猫、
8年程前から人間の死を予知出来る様になったのだという。
しかもそれが正確、かつ、100人以上の入居者の死を
予知しているのだから驚きだ。
かといってオスカーは人になつくタイプの猫じゃなく
むしろ嫌うタイプ。
が、そんなオスカーが入居者のベットに転がったり、
体を摺り寄せたりした数時間後、その入居者が亡くなってたりするのだ。
それじゃぁ死神?
こんな事が相次ぐので、ホームのスタッフは特別ルールを設けたそうだ。
何とオスカーが入居者の傍らに居る時は、入居者に死期が迫った
可能性があるので家族に連絡するという縁起でもない話。
研究者は、
人間の細胞が死滅する時に放出されるケトン体の匂いを、
オスカーが感じているのではないか
と分析しているが、詳細は今の所不明である。