日本の芸能人だけでなく、海外のセレブも企業とのコマーシャル契約をしている人が多いです。その中でも契約金が最も高い10人のセレブをご紹介します。
10位 ジャスティン・ティンバーブレイク/マクドナルド 600万ドル(約7億円)
2003年にマクドナルドと600万ドルのコマーシャル契約を結びました。英国版GQでジャスティン・ティンバーブレイクは詳細についてちゃんと確認せずに契約した事を後悔していると語ったそうです。彼がマクドナルドと契約してからマクドナルドのシェアは25%アップし、企業イメージもアップしたし、ジャスティンが歌った「I’m lovin’ it」は10年経った今ではマクドナルドのスローガンになっていると言います。
そうです、あの「I’m lovin’ it」のフレーズは元々ジャスティン・ティンバーブレイクがマクドナルドのために歌った歌だったのです。
要するにジャスティンは600万ドルじゃ割に会わないとでも言いたいのでしょうか?
9位 ジャスティン・ビーバー/OPI ネイル・ポリッシュ 1,200万ドル(約14億円)
ジャスティン・ビーバーは2010年にリリースされたOPIの「One Less Lonely Girl collection」のデザインをする契約を交わしました。当時ジャスティンは16歳でした。まあ若くしてこんなに簡単に大金が稼げて回りからちやほやされれば誰だっておかしくなりますよね。
8位 キム・カーダシアン/キム・カーダシアン・ハリウッド(アプリ) 利益の45%
via gamerevolution.com
キム・カーダシアンは自分の名前を様々なブランドや企業に貸しています。その中でも最も高い利益を得る契約が2014年にこのアプリを制作しているGlu Mobile 社と交わしたものです。これまでにこのアプリでGlu Mobileが得た利益は4,300万ドル~8,500万ドルと言われています。Glu Mobileはキムに契約を3年延長のオファーをするらしいです。
7位 ジョージ・クルーニ/ネスプレッソ 4,000万ドル(約47億円)
via isa85blog.wordpress.com
日本でもおなじみのコマーシャルですね。2005年から契約し毎年500万ドルを得ていました。これまでに5,000万ドルを得たと見積もられています。しかし、アメリカではCMを流さない契約になっているので、多くのアメリカ人はこのCMを知りません。
以前からハリウッド俳優は金儲け主義と思われるのがイヤで日本や海外のCMのみに出演して、本国ではCM出演しないというのがパターンでしたが、ジョージ・クルーニもその一人のようです。
金儲け主義だって日本人にはばれてもいいようです。
6位 ニコール・キッドマン/シャネルNo.5 400万ドル(約4億6千万円)/年
via www.geheugenvannederland.nl
2003年から世界で最も売れている香水シャネルNo.5のアイコンとなりました。商品のためのショートムービーの撮影で得た2,000万ドルと合わせ12年間で4,800万ドルをシャネルNo.5で稼いだと言われています。
5位 ビヨンセ/ペプシ 5,000万ドル(約58億6千万円)
via buzzworthy.mtv.com
2012年にペプシのスポークスマンとして10年で5,000万ドルの契約をしたそうです。契約金意外にもビヨンセの全てのクリエイティブ・プロジェクトのスポンサーをペプシがする代りにペプシランドにビヨンセが協力するという項目もあるそうです。
4位 シャーリーズ・セロン/ディオール 5,500万ドル(約64億1千万円)
via limitedfashion.nl
毎年500万ドルの契約で2004年から11年続けて香水のj’adoreの契約を交わしています。
シャーリーズ・セロンは他にもスイスの時計メーカーRaymond Weil Genèveとも年300万ドルで契約していました。他社の時計やジュエリーを公の場所でつけてはいけないという契約なのにチャリティーイベントでディオールの時計をしていたりで計7回Raymond Weil Genève社から訴えられました。2008年に契約は破棄されたそうです。
3位 マイケル・ジョーダン/ナイキ・エア・ジョーダン 6,000万ドル(約70億3千万円)
via futonshopkicks.blogspot.com
スポーツ界で最もビッグなスポンサー/コマーシャル契約です。ジョーダンがシカゴ・ブルスにドラフトされた1984年、彼はすぐにナイキと年50万ドル+ロイヤリティーで5年間の靴の契約を交わしました。30年後の今もジョーダンとナイキの契約は続いており、ジョーダンは今だに毎年6,000万ドルの収入を靴のロイヤリティだけで受け取っているそうです。
2位 50セント/Vitamin Water 1億ドル(約117億3千万円)
via www.elephantjournal.com
50セントはVitamin WalterのFormula 50というドリンクの契約時に会社の数パーセントを所有するという項目を付け加えさせました。2007年、Vitamin Walters社がコカ・コーラ社に売却される際に50セントは1億ドルを受けとりました。
さらに最近50セントは新たに男性用下着メーカーのFRIGO Revolution Wearと7.800万ドルの契約を結んだそうです。
1位 ジョージ・フォアマン/グリル 1億5千万ドル(約175億9千万円)
via lillepris.dk
元世界ヘビー級チャンピオンで1度引退した後、45歳で20年振りに世界ヘビー級チャンピオンに返り咲いた伝説のボクサー。初めフォアマンはこのオファーに対して「おもちゃに興味は無い」と言って断りました。
しかし半年後妻がこのグリルを使ってみて気にいり説得しました。このグリルで作ったハンバーガをフォアマンに食べさせたところ、彼もとうとう納得したそうです。
フォアマンは利益の45%を得る契約を交わしました。その後このグリルは世界中で売り上げを伸ばしたので、会社側はフォアマンの権利を1億5千万ドルで買い取り、フォアマンの名前を永久的に使用する権利を獲得したそうです。
ちなみにフォアマンの前にこのグリルを宣伝していたのはハルク・ホーガンで、彼は他社のミキサーと契約を交わしこのグリルの宣伝から自ら離れたそうです。しかしそのミキサーは今や誰も知らないそうです。
via 10 Of The Highest Paid Celebrity Endorsement Deals
企業がこれだけの大金を広告のために払えるという事は、私たち消費者がその広告費用も商品価格として支払っているわけですよね。原価は本当はいくらなんだろうと考えてしまいます。