花粉症の方、夜家に帰ってから症状がひどくなると感じた事はありませんか?
実は多くの人がそう感じているんです。その理由は主に三つあります。
1. 自律神経の働き
人間の身体は交感神経と副交感神経の2つの自律神経のバランスを保ちながら生活しています。
交感神経は活動している時、緊張している時、ストレスを感じる時などに活発になります。それに対して副交感神経はリラックスしている時に心身の疲れを回復させるために活性します。
そして免疫機能を司っているのは副交感神経なので、副交感神経が優位な状態の時にアレルギー症状が強く表れるのです。
反対に日中活動している時は交感神経が優位な状態なので、アレルギー症状は抑えられるのです。
2. マスト細胞(肥満細胞)の働き
マスト細胞(肥満細胞)は、造血幹細胞から由来した血球系細胞で、血管のある組織全てに存在しています。このマスト細胞(肥満細胞)がアレルギー反応を起こす原因になっているという事が最近明らかになってきました。
研究では、マスト細胞は自分自身の時計を持っていて、昼間は弱く、夜間から朝方に活発化するため、夜や寝起きにアレルギー症状が強く出るという事が判明されました。
3. 床に落ちていた花粉
一度床に落ちていた花粉が、就寝時になると再び空中に舞い上がりそれを吸ってしまうため症状が出るとも言われています。
また、布団に入ると症状が酷くなるという人は花粉だけではなくハウスダストアレルギーも併発している可能性があります。寝具は一番ハウスダストをまとっているので、それが原因という事も考えられます。
では、その対処法はというと、ずばり空気清浄機です。
室外の花粉はどうしようもありませんが、自分の家の中の花粉は空気清浄機で除去してしまえばよいのです。
しかし、良く「空気清浄機ガンガンに回しているのに全然花粉症に効かない」と言っている人の話、聞いた事ありませんか?
空気清浄機なら何でもいいわけではありません。花粉に強い空気清浄機を選ばなくてはなりません。
花粉に強い空気清浄機の選び方
1. HEPAフィルター付き
フィルターが花粉をキャッチしないと全く効果が無いので、高性能のHEPAフィルターが付いているものがお勧めです。
花粉の直径は約10μm~30μmくらいなのですが、HEPAフィルターは0.3μmの粒子に対して99.97%以上キャッチしてくれるんです。
2. フィルターは交換式
また、交換式フィルターだとコストがかかりますが、フィルターを交換する事によって新品同様の機能に戻せるのが利点です。洗うタイプだと洗っている時にアレルギー症状が出そうですし、完璧にきれいになっているか不安が残ります。
3. 風量は多いほど良い
どんなに高性能のフィルターがあっても空気を吸う力が弱ければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
どうやって風量を確認すればよいかというと対応畳数です。この対応畳数が多ければ多いほど良いです。
8畳の部屋で使用するとしても、それよりも対応畳数が高いものだとよりたくさんの空気を吸える事になります。
おすすめの空気清浄機は?
ずばり、バルミューダの「AirEngine」です。この空気清浄機はHEPAフィルターの上を行く酵素フィルターで付着したカビやウイルスを不活性化させます。
さらに今までだと床に落ちた花粉は空気清浄機では吸えなかったのですが、バルミューダの「AirEngine」は真上に清浄した空気を押し出し、部屋の空気を強力に循環させるので、部屋の隅々の空気を清浄できます。
こちらの動画を見ていただくと、「AirEngine」の空気循環機能が良くわかると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=B21dFOH_2z8