マユ毛剃って激太り!クリスチャン・ベールがチェイニーに!


この写真、トラボルタの親戚ではない。

©Euan Cherry/WENN.com

『バットマン』で知られるクリスチャン・ベールが『ネオコンの代名詞』として知られたチェイニー副大統領を演じるというので役作りの結果、こうなったのだ。

映画の原作となるのは、アダム・マッケイの小説『Backseat(原題名)』。
チェイニーの妻リンにはエイミー・アダムス、ドナルド・ラムズフェルド国務長官役にはスティーブ・カレル、ロックフェラーをビル・プルマン、サム・ロックウェルがブッシュ前大統領役という予定だ。

スティーブ・カレルとは『マネー・ショート/華麗なる大逆転』以来、二度目の共演となり、カレルの役作りにも期待がかかる。

今回クリスチャンが演じるディック・チェイニーは、第46代米国副大統領(’01年~’09年)で、パパ・ブッシュの時代には第17代国防長官だった。

チェイニーは、ニクソン政権で法律顧問を務め、ニクソンがウォーターゲート事件で辞任した後、フォード政権で史上最年少、34歳で米国大統領首席補佐官に就任。
フォードが、’80年に野に下った後は地元ワイオミングから下院議員として立候補し当選し、その後レーガン政権の後継者となり、パパ・ブッシュから国防長官に指名された。

©AP Photo/Susan Walsh
だがチェイニーは、史上最強の副大統領、影の大統領という悪名もあり、イラン・クウェート侵攻の元凶を作った人物でもある。にも関わらず兵役を理由をつけて逃れた『チキンホーク』と揶揄される人物でもある。

その複雑さをクリスチャンが見かけだけでなく、内面も、世界の人々にどう伝えられるかが、役者生命にかかっている。

今までも過激かつストイックな役作りで知られてきたクリスチャン・ベール。どんなに過激な役作りをしても、彼だと判る唯一の特徴が『眉』だった。その『眉』を剃り落とすという暴挙に出たのだから、どこまでも本気なのだろう。

クリスチャン・ベールが、チェイニーの役作りの為、太った姿が見つかったのは、カリフォルニアのブレントウッドのレストランを出た所だった。
黒のダボダボのパンツに同じようにダボダボのシャツ。パっと見では、端正で神経質そうな面立ちのクリスチャン・ベールだと判らないが、あの鋭いまなざしは健在だ。

37から心臓病を患い、5回も手術したにも関わらず、しぶとくよみがえるネオコンを演じるというので、クリスチャンは、パイを山ほど食べたらしい。
『パイは体重を増やすのに調度いいんだよ。』と言うが、役作りの為とはいえ、ばっか喰いは飽きないのだろうかと思う。なによりモノホンのチェイニーみたいに病気の宝庫になっては困る。

クリスチャン・ベールの役作りは、デ・ニーロを超えるのではないかと言われるほどストイックかつ定評がある。

©GettyImages for Tuner/WireImages

クリスチャンの身長は183cmだが、彼が役によって増減させる体重差は激しい。中には、もう死ぬのではないかと思うものもある。

『マシニスト』では、不眠症の主人公を演じるために1日ツナ缶1つ&リンゴ1個だけの食事で過ごし、 後はタバコを吸い約30キロ減量してドクターストップがかかった。本人は45キロくらいまで落としたかったというが、もし45キロが実現したとすれば映画館で観るクリスチャンはミイラの様になっていたかもしれない。

『ザ・ファイター』では薬漬けの前科モノの元ボクサーを演じる為、髪を抜き、前歯をバラバラにするという、とんでもない事をした。

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痩せる役だと、中身を追及するクリスチャンは、『アメリカンサイコ』の様に『中身のない虚栄心にまみれたヤッピー』を演じる方が苦痛なのだという。ただひたすらエクササイズをして体をバキバキに鍛え、イヤミなアクセントを覚えなくてはいけないという役は、あまりにも自分とかけ離れていて感情移入しずらかったらしい。

映画を観ている方から意外に思えるのが『食べて、お喋りして、呑むのが好き』というクリスチャンは、役作りの為に太る方が楽だという。『マシニスト』で54kgまで痩せ細った後に、『ダークナイトライジング』に出る時は、アイスクリームをひたすら食べまくった。

『アメリカン・ハッスル』の時は、ハゲでデブの伝説の詐欺師という、本人とかけ離れたキャラクターを演じる為、ドーナツやチーズバーガーなど、目にした食べ物はすべて口にしたというムチャぶりを発揮。それでも体型を元に戻すのだから、プロ意識の高さに驚かされる。

『僕がインテリジェントに見える時は、脚本家がいいんだよ。』と謙虚に言う。実際ニコラス・ケイジと共演した『コレリ大尉のマンドリン』やジョニー・デップと共演した『パブリック・エネミーズ』では彼の役は添え物の様にしか扱われておらず、ファンも納得いく結果にはならなかっただろう。

©Waypoint Entertaiment
そんなクリスチャンの日本での待機作は『ホスタイル』だ。

『ファーナス/訣別の朝』のスコット・クーパーと再びタッグを組んだ西部劇で、舞台は1892年、絶滅しつつあるシャイアン族の曹長(ウェス・ステューディ)をモンタナまで護送する軍人をクリスチャンが演じている。9月11日のトロント国際映画祭でお披露目されたこの映画の為、クリスチャンは奥さんのシビさんと共に出席。役作り中の姿を見せて会場のセレブを驚かせた。

©J.Meritt/WireImages
激しい役作りで知られるクリスチャンだが、奥さんのシビさんは、彼がどんな役作りをしても受け入れているという。

『僕が演じるキャラはどれも、本当の僕とは全く違うパーソナリティだと思うなあ、僕は暗い所で、じっとしてる方が好きだからね。』

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