英国の自意識過剰な無資格審美ボッタクリ歯科医師の手口がスゴい…


英国内で無資格の審美歯科による被害が後を絶たない。

日本でも保険適用外のホワイトニングは、ハリウッド女優や俳優の様な白く美しい歯を手に入れたいと思う人々の足元を見る闇商売の格好の的だ。

英国歯科団体のThe General Dental Council(GDC)は調査の結果、この3年で英国内の305件の審美歯科が無資格もしくは無許可でホワイトニングを行っている事を突き止めた。

GDCはこれら300件あまりの審美歯科に業務停止命令や注意勧告を促す書面を送ったが、未だに大々的に施術を行っているクリニックがあるという。

そのうちの一つで、業界で名前が知られた審美歯科へDailyMail誌が取材を申し込む事に成功した。
歯科医師の名はダイヤモンド・エルダー・ヒーバー、通称「ダイヤモンド・デイヴ」。

©DailyMail
若干28歳ながら、ビジネスに関しては知恵が回り、薬剤と機械と手に入れて、ある程度の技術さえ手に入れれば無資格でホワイトニングを行う事を他の審美歯科にレクチャーしている事で業界で知られている。

彼のクリニックのオフィスクリーニングのお試しコースは一回300ポンド(約42,764円)と日本の審美歯科のオフィスホワイトニングと張り合える価格設定になっている。

だが彼はこれだけに終わらず、タチの悪いエステの勧誘の様に、ホワイトニングはいかにビジネスになるかDailyMail誌のレポーターに、ねちこく説明したというのだ。

その上、オフィスホワイトニングだけでは歯のエナメル質は守り切れないので、貴方はトータルケアを受けるべきだと熱心に説明。一番高いコースだとケアが可能だと強引に勧めてきたが、コースの価格は1065ポンド(約151,749円)阿漕な商売としか思えない。

英国では’12年から無資格医師の締め出しの為に、ホワイトニングに必要な過酸化水素などの薬剤の取り扱いを禁止にするなどの処置を進めてきた。

だがダイヤモンド・デイヴの前には、そんな国の対策は無効だった様で、彼は「EUの他の国は僕たちに薬剤を売ってくれる。EUの元では僕たちは無資格ではない」と屁理屈を言い出した。

こんな無資格医師に施術してもらうのは不安だとレポーターが言うと、彼が連れてきたのは、グラマーで美人な自分の婚約者でアシスタントのキム。患者が不安そうな顔をすると、たいてい、彼女に実験台になって貰うというのだ。

©DailyMail

怖がるレポーターの前で、ダイヤモンド・デイヴは薬剤を入れたマウスピースを彼女の口にはめ、口の周りを本来なら頑丈に保護しなければいけないのだが、あまりカバーもせず、LEDライトを照射。あっという間に施術は終わり、キムは何事もなかったかの様に施術室から出てきた。

©DailyMail

「この後に、彼女にはデンタルトリートメントもして貰うから綺麗な質のいい歯を保てるんだよ」とダイヤモンド・デイヴは満足げだった。

そして彼は、施術前に患者にサインして貰うという注意事項の書かれたシートをレポーターに見せた。そこには16歳未満、妊婦、銀歯金歯の入っている人は施術不可能という事だった。

Oral Health Foundationの KarenCaosteは、「ホワイトニングは原則18歳未満への施術は行ってはいけない事になっています。16歳未満と書いてあるのは明らかに違法。それに無資格という事も問題です。」と眉をひそめている。

ダイヤモンド・デイヴは、これらの団体に対し「確かに彼らは僕たちを業界から締め出そうとしてるよ。でもニーズがあるから僕たちは答えたんだ。僕も業界から業務停止に対する通達は数年前に受けた。でも自分自身、ホワイトニングは患者さんから求められてやった事。仕方ないよ。」
彼は悪びれる様子もない。

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