女性版『アメリカン・スナイパー』一億円の懸賞首に


[AD] 「受験生に役立つ情報誌」や「大学パンフ」の請求で必ず【1000円】もらえます。

女性版『アメリカン・スナイパー』呼ばれる狙撃手がデンマークに居る。
女性の権利と自立を求めクルドゲリラと共にイスラム国相手に戦った彼女は、祖国からも要注意人物とされ、イスラム国から一億円の懸賞首にかけられている。
student-sniper-isis-joanna-palani-10
©Asger Ladefoged
23歳のジョアンナ・パラニはデンマークの大学で政治を専攻しているどこにでも居る普通の大学生だった。
student-sniper-isis-joanna-palani-34
©Sarah Buthman
だが’14年に大学をドロップアウト。コペンハーゲンまで旅し、シリアで従軍した。
従軍してから彼女はイスラム国が勢力拡大の為、スンニ派の国々や周辺の自治区の人々に改宗を迫るだけでなく税金も強制的に徴収している事を知る。
彼女はクルド人ゲリラに加わり、その中でも最強で美貌の集団と言われるクルド女性軍に入隊。イラクとシリアの国境で戦った。ちなみにクルド人の間では女性に殺されると地獄に行くという話がある。
student-sniper-isis-joanna-palani-18
©Joannna Palani

彼女はクルド人のヤジディの少女たちがイスラム国の男性の性奴隷になっているのを知り、救い出す。
狙撃手としての腕もかわれいた彼女は、常に最前線にいた。彼女は最前線に居ると常に集中し緊張していなければいけない事、いつ殺されるかもしれないという恐怖感にさいなまれながら生きていたと語っている。
student-sniper-isis-joanna-palani-4
©Joannna Palani
それ以上に彼女の人生にブレーキをかけたのが彼女の故郷の存在だ。
旅行ビザで入国していた彼女はデンマーク当局から勧告を受け、’15年9月に強制送還される事になった。しかし彼女は最前線で戦い続ける仲間を見捨てる事が出来ず法律を犯し滞在し続けた後、本国に戻った。
彼女を待っていたのは、3週間の禁固刑、デンマークで一番大きい刑務所に収監される事に。
student-sniper-isis-joanna-palani-5
©Joannna Palani
『私は、祖国ではテロと思われているし、身を潜めて生きていかなきゃいけない。イスラム国の報復に怯えながら生きていかなきゃいけないのに、誰が守ってくれるわけでもないわ。』彼女は言う。自分の取った行動の責任は判っているのだろう。
『私は全てを失う事を望んだわけではないの、自由と自立の為に戦いだけ、それだけなのよ』
彼女は、またいつか最前線に行く日はくるのだろうか。

23-Year-Old Student Who Killed 100 ISIS Militants Now Has A $1 Million Bounty On Her Head

こんな記事も読まれています


Tree of bean