ロバート・レッドフォード引退・監督業に専念か?


『大統領の陰謀』などの作品で知られる名優ロバート・レッドフォード(80)が、
ポストプロダクションとなっている数作を取り終えた後に、引退する事を明らかにした。

これは、美術館『ウォーカー・アート・センター』用のインタビューで、
レッドフォードが孫のディランからコメントを求められた際に明らかにしたもの。
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©Stephen Lovekin/Variety/REX Shutterstock
レッドフォード自身以前から絵画制作にも強い興味を示しており、俳優引退後は、
監督、制作業、彼が手掛けたサンダンス映画祭の運営の他に、絵画活動も視野に入れている。

ディランから、何故俳優業を引退するのか尋ねられ、レッドフォードはこう答えている。

『確かに演じる事への情熱が失せているといえば間違いになる。
でも疲れてしまったんだ、僕自身、それほど辛抱強い性格でもない。
誰かがメガホンを取り、座り続けて、自分の出番が来るまで撮影を待つ、セリフを覚える、
こうした事が年と共に困難になってきた。』

レッドフォードは今年80歳。
彼よりも年上の俳優で現役を続けている名優は多くいる。
だが、レッドフォードが引退を表明した、今月の11日、
『0011/ナポレオン・ソロ』で知られるロバート・ボーンが、
急性白血病で亡くなった、享年83歳、明日は我が身である。

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©chunichi.co.jp
レッドフォードは、ジェーン・フォンダと共演する、Out Souls at Night(原題)と、
キャセイ・アフレック、シシー・スペイセクと共演する、Old Man With a Gunを
撮り終えた後に、正式に引退する予定だそうだ。

しかし彼の代理人によると、この他にも出演依頼が数作あり、この2作で
レッドフォードが俳優としてのキャリアをお開きにできるかどうかも疑問である。

ロバート・レッドフォードは、’59年にブロードウェイデビュー、’62年に銀幕デビューしたものの、
’69年にポール・ニューマンと共演した『明日に向かって撃て』まで
なかなか大役に恵まれなかった。

この役以降、『大統領の陰謀』では、ウォーターゲート事件に切り込む敏腕記者を演じ、
監督業では’80年に『普通の人々』でオスカーを獲得。

’81年に、若手の活躍の場と、独立系映画の発展の為に、サンダンス・インスティチュートを設立。
映画祭からは、スティーブン・ソダバーグや、ブライアン・シンガーなど、
後の映画界を左右する逸材を生み出した。

レッドフォードが監督業に専念する事となっても、良作は生まれる事だろうと思う。
彼の作り出す作品は歴史に語り掛けるものが多いのが特徴だ。

これからは『監督・レッドフォード』に期待したい。

Robert Redford Says He’s Retiring From Acting

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