【100万人に1人・治療不可能】急性弛緩性脊髄炎に罹患し2週間で死亡


ダニエル・ラミレズ君は、ついこの間まで元気などこにでも居る6歳の子供だった。
それが10月15日、彼の運命の歯車は急速に狂い始めた。
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突然原因不明の激しい嘔吐と下痢、脚の激痛に見舞われたダニエル君を
両親はシアトル小児病院に連れて行き、胃の検査をした所、
ダニエル君は現代医学では、治療法が見つからない病に罹患している事が
明らかになった。

急性弛緩性脊髄炎(AFM=acute flaccid myelitis)。

CDC(疫病対策センター)によると、AFMは、ウィルス性の感染症で、
潜伏期間を経て、何の前触れもなく腕や足の力が失われ、反射神経が減少していく病だという。

症状はポリオに似ているが、ポリオよりも強力かつ、
4~11歳の子供が罹患する確率が高い。

原因となるウィルスがエンテロウィルス、アデノウィルスである為、
初期症状が風邪に似ている事が多く、’14年に最初の患者が出てから
未だに治療法が見つからない上、100万人に1人の罹患率。

しかも今年に入って罹患率が増え、ダニエル君は同じ病名で
この病院に運ばれた8名の子供の内の一人だったというのだ。
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ダニエル君は、先月の15日に病院に搬送され、21日から27日にかけて、
2度、激しい発作を起こし、30日に脳死状態となり、両親は医師の同意と共に
生命維持装置を外し、息を引き取った。

享年6歳、短すぎる命だった。

ダニエル君の母マリオ、父ホセは、ダニエル君と同じ病に苦しむ
子供たちの為に、ファンドを立ち上げた。
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『息子が私たちよりも先に逝ってしまうなんて今でも信じられない。
息子の生命維持装置を外したのは私なのに、それでも明日、
息子がいつものように元気で戻ってくるんじゃないかって、思ってしまう。』

母マリオは、続いてこう述べている。

『ダニエルは、誰にでも好かれてとても、かわいい子だったわ。』

スタンフォード大の薬学部のキース・ヴァン・ハーラン教授は、
この病について、
初期症状がポリオに似ているにも関わらず、根本的に違う上、
今の所は防ぎようがない、とコメントしている。

Boy, 6, dies two weeks after contracting mysterious polio-like disease that is sweeping the US

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