英国で『ポケモンGO』が間接的原因とみられる殺人事件が
起こってしまった。
ロンドン南東部ケント州のスーパーの店員、カール・グレゴリー(20)は、
ゲームショップから出た所で何者かによって撲殺された。
©Facebook
駐車場で横たわっている姿をガールフレンドのクロエ・レメア(19)が
発見した時には、彼はもうこの世の人ではなかった。
©Cris Davey/SWINS.com
カールのFBは、この一件で炎上し削除されているが、
クロエは書込みで
『ポケモンのクソったれ!彼には殺される理由なんかなかった!
彼は愛すべき一人の人間だったのに、彼の命をどうしてくれるの?』
と反論していたという。
目撃者の話では、カールは、ゲームショップの前で
ポケモンGOのジムバトルで複数の青年とケンカになったらしい。
カールが青年らに殴られ倒れた後に、クロエが駆けつけ、救急車を呼んだが
彼の命は助からなかった。
カールとクロエが、知り合ったのはポケモンGOを通じてだった。
7月にゲームがリリースされてからFBの地域グループに参加。
クロエとカールは、お互い励ます仲だったが、ゲームの地域グループ内の
人間全員はそう思っているのではないという結果が、カールの死だった。
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犯人として容疑がかかっているのは、カールの死後直後に
目撃者証言から、近隣地区でゲームをしていた20と27の青年。
彼らは容疑を認めていないが、おそらくそうだろうと言われている。
日本でも今年8月下旬に、徳島市内の39歳の農業の男性が、
『ポケモンGO』をしながら車を運転し、人をはねて死亡させた事故が
おきたばかり。
英国では今回の事件の様に、ジムでのバトルや、ポケモン確保名目での
パーティで殺人事件も起きている。
©Facebook
クロエは『カールを守り切れなかった』と自責の念に駆られているが、
果たして彼女が悪いのだろうか?
ゲームそのものは悪くない企画である、要するに使う側のモラルが
求められるという事を忘れてはいけない。