ニットの女王・ソニア・リキエル死去


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『ニットの女王』と呼ばれ、バブルの頃には日本でも人気が高かった
デザイナーの1人、ソニア・リキエルが、亡くなった。

娘でディレクターのナタリー・リキエルによると、死因は
12年前から患ってたパーキンソン病。
自宅のパリで明け方眠る様に亡くなったという。
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(C)AP
オランド仏大統領は、彼女の死に対し

『ソニア・リキエルは、ファッションだけでなく
女性の新たな生き方も示した。』と哀悼の意を表明した。

ロシア人の時計職人の父親と、
ポーランド人の母親との間に生まれたソニア。
彼女の功績といえば、日常着だったニットを
オシャレ着に生まれ変わらせた事。
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(C)pleasurephotoroom.com
それはサンローランやディオールなど、他のデザイナーの様に
洋裁学校を出ているデザイナーと違った発想だった。

夫が経営していたブティック『ローラ』の為に、
’62年にデザインした『プア・ボーイ』セーターがヒット。

離婚後にサンジェルマン地区に自分の店を持った事から、
ブリジット・バルドー、オードリー・ヘップバーン、
シルヴィ・バルタンなど、オフでは上質でカジュアルな服を着たい
という女優の顧客が付いて、人気に火がついた。
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(C)elperiodico.com

現在日本では、ファッションはオンワードの傘下に入り、
一時期は、クリスマス限定コフレを出していた化粧品も、
’15年に生産終了。

だが海外では、
ケイト・ボスワース、スカーレット・ヨハンソン、ミランダ・カー、
セリーナ・ゴメスなど、第一線で活躍する女優に支えられていた。
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(C)ABCA USA/Empics Entertaiment

’60年代にいち早く、自分のセレクトショップで
ソニアリキエルを取り扱ったのがジル・サンダーと言われている。

今、ソニアのエスプリを受け継ぐのは
ジルしか居ないのかも知れない。

French fashion designer Sonia Rykiel dubbed the Queen of Knitwear and loved by the stars dies aged 86 after long battle with Parkinson’s disease

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